聲の形 感想

受験真っ只中に上映していて見たかった作品の一つ「聲の形」レンタル開始から3日後にDVDをかりにいくなんて初めてだ。では感想(原作未読)

難しいというか考えさせれるような話だと思った。自分自身小学校中学校で主人公(石田将也)達と似たようなこと(馬鹿にする、避けるなど)を特定の人にしてしまった思いがあるので胸をえぐられるというか、なるべく考えないようにしていたことを無理やりこじ開けられるようなそんな感覚に陥った。先生に言われるがまま謝ったがあれで許されたのかと今でも思う、その点に関して言えば主人公が西宮のもとに謝りに行ったことはえらいと思う(小学校の時やったことはとてつもなく残忍で許されるものではないが)このお話は石田と西宮の恋愛物語ではなく聴覚障害を持った女の子とそれを取り巻く人間関係の話だと思います。僕が感じたことを書きますと一番たちが悪いのが川井さんですかね、あそこまで不愉快なキャラクターを作った作者さんがすごいと思いました。ほかの人は概ね人間味にあふれていていいところも悪いところも持った人たちだと思いました。西宮さんも自分の耳のせいで迷惑をかけていると感じたんでしょうね、将也も同じ。二人の自殺未遂は各々の責任感の強さゆえに起きてしまったことだと思います。昔の問題にしても今の問題にしてもいじめの事実が消えることはない。西宮さんの耳の問題も一生付き合わなければいけない問題です。気にせず楽しく生きようなんて思えるものでもないですし、ましてや忘れることもできない。でもそれを生かすことはできる。最後にみんな笑っていたように将也から見た人の顔のバツ印が消えたように。最後は希望を残す終わり方でした。刑罰でつぐなえるものでもないわけですから罪悪感が残る、それでも前向きに生きていこうとする2人の様子がうつっていて最後は気持ちよくまで行かなくとも悪くない気持ちでおわることができました。最後にとにかく考えさせられるお話です。障がい者問題が身近に感じられる作品です。一度見ることをお勧めします。マイナスになることはないはずです。あと京都アニメーションの絵はやはりきれいでした。